大野眞嗣(おおのしんじ) 略歴

大野眞嗣写真



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1965年(昭和40年)東京生まれ。
千葉県立幕張西高等学校(音楽コース)、桐朋学園大学及びオーストリア国立ザルツブルク音楽演劇大学(モーツァルテウム音楽院)にて学ぶ。
1987年 桐朋学園大学在学中、第33回マリア・カナルス国際音楽コンクール・ピアノ部門にて特別メダル受賞。
これまでに上杉真弓、佐野川延子、田辺緑、大和哲朗、中島和彦、広瀬康、アルフォンス・コンタルスキーの各氏に師事。その他、マックス・エッガー、弘中孝、エディット・ピヒト=アクセンフェルト、ハンス・ライグラフ、ゲルハルト・オピッツ、ぺーター・ラング、キャサリン・ヴィッカース、マイケル・ロールの各氏のレッスンを受講。
ヨーロッパ在住中、ドミトリー・バシキーロフ、タチアナ・ニコラーエワ両氏との出会いからロシアピアニズムに目覚め、現在に至るまで研究を続け、昨今ではモスクワ音楽院教授を始め、多くのロシア人一流アーティスト(アンドレイ・ガヴリーロフ、パーヴェル・ネルセシアン、アンナ・マリコヴァ、マキシム・モギレフスキー各氏など)と交流を深め、とりわけ、ディーナ・ヨッフェ氏との出会いにより、ロシアピアニズム、中でも「ネイガウス流派」のピアニズムに傾倒する。また、フランス、スペイン、イタリア、アメリカの講習会に、講師として招待される。
2014年 ヤマハ銀座店にて、「美しい音を求めて〜ロシアピアニズムに基づく現代ピアノ奏法」と題してレクチャーを催す。

帰国後、約30年間のロシアピアニズムの奏法の研究、教育活動において、国際、国内コンクールにて多くの受賞者を輩出。自身のブログ「大野眞嗣 ロシアピアニズムをつぶやく」は、多くの読者の支持を得ており、日本においてのロシアピアニズムの奏法を広めるべく執筆活動を続けている。
また、著書に「響きに革命を起こすロシアピアニズム」〜色彩あふれる演奏を目指して〜(ヤマハミュージックメディア)、その他、冊子「ピアノの本」にて「大野眞嗣のロシアピアニズムが教えてくれた」を連載。

現在、恩師でもあり友人でもあるディーナ・ヨッフェ氏監修の下、「大野ピアノメソッド」代表を務める。



サントリーホール・ブルーローズの門下生の発表会にて(2023.03.04)


大野眞嗣出版記念セミナー
出版記念セミナーにて(2019.03)
 

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